内容説明
日米開戦半年前、決死の秘密交渉に挑んだ民間人がいた。アメリカ側からの打診にはじまり、井川らがまとめた「日米諒解案」は、正式交渉に入ることなく葬られたのみならず、歴史から抹殺するような扱いをうけてきた。その経緯と井川の足跡をたどり、今に生かすべき教訓を探る。
目次
序章 日米戦争にいたる時代背景
第1章 渡米の経緯と覚悟
第2章 「日米諒解案」の評価
第3章 二度葬られた「日米諒解案」
第4章 その後の井川忠雄
第5章 今日の日本が学ぶべきこと―当時と同質的危うさが
著者等紹介
岩城求[イワキモトム]
昭和22年8月生まれ、静岡県伊豆の国市出身。昭和45年東北大学経済学部卒業。農林中央金庫、(社)JA総合研究所等に勤務。現在は故郷で趣味の野菜作りなどの日々(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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