内容説明
「公共事業」のあり方を科学と連帯の力で国に問いかけた70年代、住民運動のドキュメント。
目次
発端―黙ってはいられない
不安―資料がない!情報が乏しい!
要請―地元選出国会議員と語る会
共同―関西新国際空港反対兵庫県住民連絡センター
根拠―学習を重ね、科学を住民の手に
分断―仕組まれた住民対立と連帯の強化
対峙―航空審議会関西国際空港部会委員
攻防―航空審議会関西国際空港部会「聴聞会」
対話―マスコミ報道と住民連絡センター
転換―神戸市長、兵庫県知事に迫る
答申―泉州沖の海上に
考察―関西新空港のねらいと背景
著者等紹介
加藤恒雄[カトウツネオ]
1934年神戸市生まれ。三八年間神戸市立高校教員を務める。68年尼崎で大気汚染公害の反対運動を始める。70年7月に「尼崎から公害をなくす市民連絡会」を結成。全市的公害反対運動に関わる。次いで「兵庫県から公害をなくす市民連絡会議」の結成(70年8月)に加わり、同世話人。71年10月結成の「関西新空港反対兵庫県住民連絡センター」の世話人。73年7月結成の「公害なくせ!(兵庫)県民大集会実行委員会」の初代事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。