内容説明
平安京以来、都に最も近い土地として、他の国々よりも数倍早く都の文化、宗教や芸術・人倫が伝播し、しとやかな人間性が育まれてきたのも丹波の地であった。印内村に伝わる古文書も紹介。民衆の立場で語る歴史と文化。
目次
氏神の炎上―村のシンボル丹波一ノ宮
古墳は語る―塩谷古墳郡とその周辺
荘園と国人―須知一族の居館と山城
「方丈記」大福光寺本―いかなる経緯で丹波下山へ
神輿の伝説―戦国黒井城主の横暴
峠(1)―往来の歴史が刻まれて
峠(2)―丹馬山地を縫って通う
丹波七坂(1)―鏡坂の伝説と大蛇信仰
丹波七坂(2)―西岸寺坂と和泉式部の墓
丹波七坂(三)―万延の一揆とつばき坂〔ほか〕
著者等紹介
藤田克己[フジタカツミ]
昭和6年5月生まれ。昭和26年須知町青年団長。昭和30年船井郡連合青年団長。昭和34年4月丹波町会議員に当選(以後平成17年まで10期在職)。昭和46年4月丹波町農業委員会委員に当選。平成17年10月丹波町自治功労者表彰受賞。現在、京丹波町農業委員会広報部会長、京丹波町生活と健康を守る会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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