内容説明
太陽の光をたくさんあびて、おじさんの木も、山に住むいきものたちも、元気に育つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
129
山のお手入れをしよう。人が植えた木は一斉に育ち、背比べを始める。みんなが大きくなると、辺りは真っ暗になる。山に太陽を浴びてもらうため、恵みに感謝しながら間伐をして、残ったものは光を沢山取り入れる。元気な木は空気も水も綺麗にしてくれる。木の年輪にはその歴史が刻まれる。倒された木は私たちの生活を豊かにしてくれる。ふれあい、優しさ、温もりを与えてくれる。…山で働く人たちに感謝したくなる絵本、京都森と住まいの百年の会。豊かな山には沢山の生物が棲み、私たちの見えないところで大地を守り、海に恵みを注いでくれています。2021/06/09
遠い日
14
山を作る、山を世話することとその意義について易しく解説する。山を育て、その木々から作る住まいまでを見据えたプロジェクトの一貫として出版された本。素朴で明るい色使いのコラージュがすてき。2015/11/29