内容説明
生も、老いも、病も、すべてよりよく死ぬためのプロセスであり、最期の着地点である「死」からも目をそむけずに真正面に対峙し、あるがままに受け入れていくことが、結果的によりよい人生につながります。―帯津式人生訓を伝える一冊。
目次
第1章 長寿・若さにしがみつかない生き方
第2章 がんになっても落ち込まない生き方
第3章 気持ちよく生き、愉しい死に方をするために
第4章 「ときめき」に満ちたらくらく食養生
第5章 ホリスティック医学が目指すもの
第6章 他力と自力を統合する「人間まるごと養生法」
著者等紹介
帯津良一[オビツリョウイチ]
1936年、埼玉県生まれ。東京大学医学部卒。東大病院第三外科医局長などを経て、帯津三敬病院を開設。現在は同名誉院長。ほかに、帯津三敬クリニック主宰。日本ホリスティック医学協会会長。日本ホメオパシー医学会理事長なども務める。西洋医学に東洋医学や代替療法を含むホリスティック医学の確立を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
4
今の世の中にある一つの往生の形の理想型として考えられているのが著者の帯津先生の造語であるピンピン、コロリである。今更読んでみると人間の寿命に逆らわない生き方で、痛みもなくす〜っと眠るように死ぬというイメージとは違うけれどこの本を読んでみると改めて仏教の浄土信仰のバリエーションにあるのだなあと思ってしまう。死後の世界はわからないけれど臨死体験を通じて死後の世界はある種の世界があるに違いないという考え方は日本人の死生観ともフィットするのだろう。今の日本はピンコロ教の教えが蔓延していると思えるほどだわ2016/09/14
滝原夏希
0
延命にこだわりすぎると、本当に大切なものが見えなくなる。まさにその通りだと思う。 毎日お酒を楽しみ、旬のものを適度に食べるのが養生。この言葉に拍手。2015/05/03
パフちゃん@かのん変更
0
B 気功、漢方,針灸、祈り手かざし、アーユルヴェーダ、アロマテラピーサプリメント 2011/09/11