キュッと曲がって90°! - 関西オノマトペ用例集

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903831039
  • NDC分類 818.6
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

54
薄くて面白くてあっという間に読み終わってしまった。 「こそっと関西オノマトペ研究会」による著。 そんな会があるのか。 関西人が日常会話で無意識に使う大量のオノマトペ。 それらの細かい定義は頑なに決められることを拒んでいるようだ。 「キュッと」「ドバっと」など『何をどれくらいどうするのか』をその都度の環境や話者の感覚、人間関係に依存している。 本作では 天神橋筋商店街の通行者n人をサンプルにアンケートを取ることで、それらの定義を試みた 画期的な企画。 めっちゃおすすめやねんけどもう取次さんにも無いらしい。2022/06/12

猫丸

13
関西オノマトペの本。「そこ、キュッと曲がったってや」と言われたら、それは直角に曲がるイメージであるという。斜め前方へ入るなら「シュッと曲がる」。角が90度に近くなると「グッと曲がる」。だいたいわかりますね。意外にカ行サ行の鋭い音が多い印象を受けた。とくに横山やすしの「カンカーンといってやな、キャーン言わしたるでホンマに」の「キャーン」は関東人の口からは出てこない擬音である。2022/09/09

帯長襷

3
この値段を出して買うかっていうとNOだが、図書館で借りてクスッと笑うにはちょうどいいネタ本。関西人だからこそわかる、「あ、そうそうそんな感じ」感。キュッと、グッと、ドバッと、それぞれ関西圏ならではの基準がある。「200ml入れて!」「左60度ナナメ前!」とか、世間的には数字にしないと伝わらないことが、関西では正確にこのオノマトペでシンクロしちゃう。それがなぜなのか。そこまで追究したコーナーがあると説得力が増したかな。今のままだと「関西人のあるある」本で、全国の皆さんに楽しんでいただけない気もする。2017/04/03

3
フルカラーとはいえかなり薄く、文字も少なくてちょっとこの値段では割に合わない印象。オノマトペとはちょっと分類が違うものも混ざっている気はしたけど、まぁまぁ面白かった。読むだけでは分からない感覚も結構あって、大阪・関西から離れれば離れるほどわからなくなるんだろうなと。用例がコテコテの漫才風…だけど、大阪の人にとっては日常会話?2014/05/31

ココアにんにく

2
アホな本で面白い!タイトルを見て「大阪ストラット」を即連想。本文中にも出てきました。茶屋町のイラスト、ウサギが運転してる。よく使うオノマトペ。話し言葉を活字にすると、改めてすごい言葉。音階までつけて。アホな本です。言葉によって関西ローカルなのか全国で通じるのか?福本さんも全国放送で解説する時もあるので通じてる?街頭調査も面白過ぎてアホです。2017/01/17

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