内容説明
本書はMBAの誓いを扱っている。この誓いは、ビジネス・リーダーが危機に直面したとき、それに対応するために構想された。経済の巨大な地盤をきしませ続け、ビジネスにも私生活にも不安定や分裂や断絶をもたらすこうした亀裂のたぐいを吟味するよう促すことが目的だ。
目次
1 プリンシプル(企業はなんのために存在するか;人は自分が思っているほど倫理的ではない;株主と従業員、どちらが大切か;賢明な利己心は強欲とは異なる;法律さえ守っていればいいのか;透明性を高め、正直に伝える;学び続け、成長し続ける;持続可能な繁栄を生み出す;経営者の誓い)
2 倫理的であることを教えられるか(ビジネス・スクールで倫理は教えられるか;経営者はプロフェッションたりうるか;誓いに効果を期待できるのか;批判に対する六つの補足)
著者等紹介
アンダーソン,マックス[アンダーソン,マックス][Anderson,Max]
ハーバード・ビジネス・スクールを卒業し、2009年5月にMBAの学生チームと協力して「MBAの誓い」を創設。現在、「MBAの誓い」の組織で会長を努め、ニューヨーク市で妻と娘とともに暮らしている
エッシャー,ピーター[エッシャー,ピーター][Escher,Peter]
ハーバード・ビジネス・スクールを卒業し、2009年5月にMBAの学生チームと協力して「MBAの誓い」を創設。理事の一人であり、また、事務局長の任に就いている
青木創[アオキハジメ]
1973年生まれ。東京大学教養学部卒業。英米文学翻訳家
岩瀬大輔[イワセダイスケ]
1976年生まれ。東京大学法学部卒業。ボストン・コンサルティング・グループ、リップルウッド・ジャパンを経て、ハーバード・ビジネス・スクールに留学。同校を上位5%の成績で卒業(ベイカー・スカラー)。2006年、ライフネット生命保険の設立に参画。2009年2月より同社代表取締役副社長。世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」選出。日経ビジネス「チェンジメーカー・オフザイヤー2010」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Noriko S
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Takashi Shibayama