内容説明
これは、遠く離れた雪国の夢の物語である。これは、たとえ他の人たちにはどんなに滑稽に見えようとも、一人の男が自身の在り方に揺るぎない信念をもち、ある地を献身的に愛し、そこでどんなに穏やかな、そして、時にはさほど穏やかでない人生の舵取りをしたかを語る。
目次
1 山開き
2 名無し
3 三吉号
4 裏形質の犬たち
5 フェンスで尻尾をなくした犬
6 勝姫号
7 伊達虎号
8 シロ
9 守衛と喜多子
著者等紹介
シェリル,マーサ[シェリル,マーサ][Sherrill,Martha]
元ワシントン・ポスト紙所属のライターで、有名人無名人を問わず、人物に関する洞察力の鋭い描写で知られている。『エスクワイヤ』『ヴァニティ・フェアー』その他に掲載された作品で受賞歴あり。夫と息子の三人家族。アメリカ合衆国マサチューセッツ州在住
高月園子[タカツキソノコ]
東京女子大学文理学部卒。翻訳のほか、音楽関係の記事や二〇年以上にわたるロンドン生活を題材にしたエッセイを執筆している
東條隆[トウジョウタカシ]
社団法人秋田犬保存会元審査員。同法人千葉県支部監事。数々の雑誌、書籍に秋田犬、柴犬の記事を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tyhoon boss
1
秋田犬に一生をささげた男性の話です。第2次世界大戦時に秋田犬は、軍用コートの内革としてそのほとんどが供出させられ、戦後にはたった16頭までその生存が危ぶまれた存在でした。当時の平均給与の5倍もする秋田犬をいちサラリーマンが、衝動的に家に連れて帰ってしまうところから彼の人生が大きく変わります。正直な話、家族はさぞ苦労されたことだろうと心配すらしてしまった。とはいえ今の秋田犬は、澤田石守衛さんの尽力なくしてありえない訳で犬好きだけでなく、東北の偉人として読むだけの価値ある本でした。2011/05/17
ぞだぐぁ
0
同タイトルのhttps://bookmeter.com/books/13581263 が読みたくて図書館で予約したらこっちが届いたので読んでみた。 外国の人が書いた秋田犬の繁殖や育成をやっている人の話。 戦前に軍用犬はシェパードに縛られたから秋田犬は士官のコートの裏地に毛皮が使われるとかこっそり飼ってヤバかったって話とか賞を取るより、狩が出来る事を重視してるとか考えさせられる。2023/07/07
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