内容説明
日本各地に残された、伝説となってしまった魚たち―。河口域に潜み、巨大な猛魚で、あまりに稀少なため、幻の魚とも呼ばれる、アカメを釣りあげようとする苦闘を描いた「四万十川のアカメ」をはじめ、黒鯉、大なまず、イワナ、ウナギ、タキタロウ、クエ、リュウグウノツカイ、イトウなど、12の怪魚たち。ノンフィクション、小説ともに評価の高い柴田哲孝の、幻の魚への想いが込められた1冊。
著者等紹介
柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年生まれ。日本大学芸術学部中退。86~88年、パリ~ダカール・ラリーにドライバーとして参戦する。アマゾン秘境に釣行するアウトドア派でもある。ノンフィクションライターとして2006年『下山事件 最後の証言』で、第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)と第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)をダブル受賞する。小説家として07年『TENGU』で、第9回大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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