内容説明
1200年の歴史が現在へと一直線に続く街、京都。そして、伝統と上手に折り合いをつけながら常に変化し続ける街、京都。そんな京都の魅力をテーマごとに小さく可愛くまとめた。
目次
千年の都 洛中編(一条通;二条通;三条通;四条通;五条通 ほか)
千年の都 洛外編(東山;太秦;鞍馬・貴船;比叡山;洛北 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
4
京都好きや京都在住の人でも忘れていた歴史を復習するのにぴったりの本。コロナ感染も落ち着きをみせた様子、これから京都の名所を巡るのにも便利。源頼光と四天王が退治した鬼女や土蜘蛛の伝説が洛中には多く残る。同時代に存在する安倍晴明も登場し、解説部分は読み物としても楽しめる。長岡京での政治再建をあきらめた桓武天皇が新都として選んだ山城国。平安楽土を築くため、風水を取り入れ4つの方向に守護神が宿る地として最良とされたのが京都の地だった。それほど広くない京都は、それこそ平安時代以来、各地に伝説を残してきた。2021/12/01
run
1
旅行前の予備知識に。とっても興味深く、写真もきれいでイメージが膨らむ。読みやすかった。2014/02/28
たけとり
1
一条、二条など通りごとに寺や神社の由来、伝説がまとめられているので、地理を楽に把握できました。広く浅く、でもちょっぴりマニアックで面白かったです。でもこの本の参考文献、結構読んでるなぁ……w2013/10/24
おのきち
0
京都巡りが益々楽しみになる。 一条通りから順に整理されているので、どの辺りかもわかりやすい。 京都は、歴史の表舞台の時期が長かっただけに怨念だらけだね(笑)2014/08/31