目次
第1部 このくじは確率50%で当たるって、本当?―2項分布から検定へ(「可能性」は測れるのか―確率;くじびきと確率(1)―2項分布モデル、期待値と分散
くじびきと確率(2)―中心極限定理と正規分布
くじびきと確率(3)―連続型確率分布と正規分布の計算
めったに起きないことは今も起きていない―2項分布モデルと検定)
第2部 データは「分布」する―度数分布の算出から区間推定へ(データを「分布」で見る―分布;分布をまとめる―平均と分散;分布の推測とは―標本調査と確率分布、確率分布モデル;分布の平均を一部から推測する(1)―区間推定
分布の平均を一部から推測する(2)―不偏分散とt分布
水の沸点は本当に100℃か?―t分布と両側検定
検定はどんなときにするのか―検出力)
第3部 統計学の、そのこころ―統計的推測とは、いったい何をやっているのか?(保険―リスクの統計的回避;因果関係をさぐる―疫学と公害裁判;地震予知と狼少年―ベイズの定理;北へ行くと、寒くなるのか―相関;どれだけ北へ行くと、どれだけ寒くなるのか―回帰;問題)
著者等紹介
浅野晃[アサノアキラ]
1964年大阪生まれ。大阪大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。九州工業大学情報工学部助手、広島大学総合科学部助教授、同教授を経て、広島大学大学院工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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参考書…。すごく入門書なんだと思うけど、ついていけなかった。「なぜ、どのような仕組みで、そのようにばらばらなのか」を考えるのが統計学。たまたまじゃない?と普段感じていることか。統計学を仕事で使うとき、公式を覚えるよりもなぜそういう計算をするか理解することの方が重要らしい。2015/02/13
horihorio
1
統計学は、初級者レベルから独特の思考方法を強いられる(例えば仮説検定)。本書は理論書でもあるが、焦点はその「独特の思考法」への慣れを意図していると思う。統計の初学者が、サイドリーディングに使うには良い書籍ではなかろうか?2012/03/25
すぐる
0
◎:統計をどう使うのか,豊富な例題とともに分かりやすい2012/04/20
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