内容説明
いったい、“このここ”とは、どのような時間の場所なのだろうか。いま、わたしたちは、音を立てて、頽れ、落ちゆく世界の中で、どのように生きてあればいいのだろうか。『大田美和詩集二〇〇四‐二〇二一』をつなぐ2009‐16年の作品を収める歌集。
目次
1(イースター・ホリデイ;グラスミア ほか)
2(漂着;ぶちまけて‐井上有一展 ほか)
3(海に開けよ‐シャルジャ・ビエンナーレの旅;翡翠の夢‐韓国カトリック大学訪問 ほか)
4(翼果さえ;匂いスミレ ほか)
著者等紹介
大田美和[オオタミワ]
1963年(昭和38年)、東京都生まれ。現在、中央大学文学部英文学教授、専門は近代イギリス小説、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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