内容説明
万葉の野の世界からコンクリート造りの今日まで、“家族”は、一行の和歌/短歌の中に、それぞれ、独自の顔をした“豊饒な劇”を見せてきた―。近代以後、大きく変容した“家族の顔”を70余名の歌人の500首を越える短歌で読み解いた、待望の決定版“家族の歌”!
目次
1 家族の発見
2 近代の家族
3 近代の家族の歌
4 現代の家族
5 現代の家族の歌
6 素材から主題へ
7 現在の家族の歌
著者等紹介
古谷智子[フルヤトモコ]
1944年(昭和19)12月18日、岡山県生まれ。青山学院大学卒業。75年、「中部短歌会」入会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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