内容説明
日本では腎不全患者の命を救えるはずの修復可能な腎臓が年間2000個も捨てられている!?病気腎移植患者の渾身の記録。
目次
第1章 私の生体腎移植とRKT
第2章 非難の嵐
第3章 立ち上がった患者たち
第4章 私の患者人生
第5章 学会共同声明
第6章 広がるRKT支援の輪
第7章 厚生労働省の策略
第8章 国会議員の支援
第9章 透析患者をめぐる状況
第10章 RKTを支える現実的事実
第11章 RKTの医学的妥当性
第12章 RKTの未来
著者等紹介
林秀信[ハヤシヒデノブ]
1952年岡山県生まれ。74年中央大学法学部卒業、83年弁護士登録。現在は、岡山市に法律事務所を開設している。青年期に慢性腎炎が判明。37歳のとき透析を導入する。その後、妻からの生体腎移植を受けるが、すぐに拒絶反応で失敗。8年間の透析後、癌の患者さんから提供を受けた腎臓の移植をする。その後、健康を取り戻し、12年を経過した。2008年12月に提訴した日本移植学会の幹部らを被告とした、透析患者らの損害賠償請求訴訟の弁護団長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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