内容説明
いじめ、少子化、経済格差に負けない。日本一の大投資家からのメッセージ、生きる力のつけ方。
目次
第1章 命の知恵と言葉(すべての人間は天の分身である;根本とは、発展の意思である。 ほか)
第2章 世の中を明るく照らす(自分で選んだ時間・空間だから…;自分が自由でいると… ほか)
第3章 家族の絆―家興しの幸福(男は夢を見て、女は現実を見る。;天は人類の繁栄を思い男と女を作った。 ほか)
第4章 投資の心得(上がったらよし。下がってもよし…;理念を持ち、しがらみをとり… ほか)
第5章 旦那道を志す(旦那は町の太陽である。;旦那社会の復活がこれからの… ほか)
著者等紹介
竹田和平[タケダワヘイ]
1933年名古屋で生まれる。青年期は菓子事業で活動。タケダのボーロ、麦ふぁーを発表。壮年期はわくわくボウル、お菓子の城、純金歴史人物館、純金家宝、株式投資など事業者として活躍する。74歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あまね
15
前書きに書かれているように、祖父母から何気なく何度も聞いた話が竹田和平さんから語られた本でした。小さい頃、祖父母の家に行けば先ず神棚にご挨拶をし、お仏壇に手を合わせたものでした。竹田さんが仰るように、世の中の仕組みや道徳は祖父母からたくさん聞いていたのかもしれません。最近、私の中で『当たり前』だと思っていたことが『田舎で育ったからかな。時代遅れかな。』と思うことも多かったのですが、大切なことは静かに伝えていきたいなぁと思いました。2017/04/19
キー
10
竹田製菓の創業者・竹田和平氏の十数冊ある著作の一つ。2007年作品。 以前に読んだ竹田氏の著作と、内容的にはあまり変わらなかったですね。 お孫さんに語りかける口調そのままの文体で書かれているので、一応は若者向けの内容なんですかね。 ですが、竹田氏のお孫さんは、だいぶ利発なようなので、書かれた本書も「利発な」若者向けですけど。 まあ、竹田氏のような方に、幼い頃から徳について教えられていたら、利発な若者に育つかもしれませんね。 文体のせいもあり、全体的には読んで温かい気持ちになる一冊でした。2019/06/14
ji_tian
6
本田健さんのメンターだけあって、内容が深い!仏教的な考えが多いかなと。どんなことにせよマインドセットが大切2014/05/08
ウチ●
3
著者は昭和の人達はちいさ~い頃みんなお世話になった「たまごボーロ」の「タケダ」の社長さんだった人です。投資に馴染んだ人には伝説の投資家として有名。会社四季報を見て「竹田和平」の名を株主欄に見つけたときにはその会社の業績等をよ~く調べたりしました。本書では「旦那道を志せ」と書かれています。死に金は使わず、世の中に「ありがとう」の言葉が溢れるように、人間の根本を見る目を育て社会の仕組みをあるべき姿にして行けるところに投資せよと仰っています。2018/08/15
BluePlanet
3
2007年4月19日発行。和製バフェットと呼ばれる竹田和平氏の人生訓。バシャールじゃないけど、「わくわく生きていれば、結果はおのずとついてくる」「誰もが、天と通ずる『わくわくちゃんねる』を持って生まれてくる」「わくわく生きるコツはニコニコにあり」と。そして、お金よりも大切なのは徳を積むこと。一番簡単な方法は、「ありがとう」を百万遍唱えること。これは、渡邉美樹氏や小林正観氏に通じる教えですね。そして、「歳をとったら、来世の目標を立てよ」と。これは来世の目標に向けて今生できることを充分進めなさいとのことです。2012/05/13