だれか来ている―小さな声の美術論

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903735177
  • NDC分類 704
  • Cコード C0095

内容説明

だれか来ている―それは読者のあなた?それとも、あなた自身の影?短編小説の味わいをそなえたエッセイ集。

目次

石庭素描
女坂と博物館
『源氏物語』―散らしと隠し
上村松園―妣たちの国
『春雪』
講演 京師の人 小野蘭山
講演 目立つもの目立たないもの
球根
改訳
永字八法〔ほか〕

著者等紹介

杉本秀太郎[スギモトヒデタロウ]
1931年、京都市生まれ。京都大学仏文科卒。国際日本文化研究センター名誉教授、日本芸術院会員。1977年、『洛中生息』で日本エッセイスト・クラブ賞、1978年、『文学演技』で芸術選奨文部大臣新人賞、1988年、『徒然草』で読売文学賞、1996年、『平家物語』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

2
15-55 初出 講談社の「週刊世界の美術館」が多い…その他 日経新聞  短編小説の味わいをそなえたエッセイ集。古典からフランス文学まで造詣の深い著者が贈る「美術論」。新聞、雑誌など様々な媒体に発表した文章をまとめるとともに、2つの講演の記録も掲載した1冊。『ラ・ベッラ(美婦)』ティツィアーノ ?モデルは『ウルビーノのヴィーナス』…別人?ここでは贅をつくした美服を身にまとい、胸の形は細い金の鎖一任しながら、見透かされるのを警戒して、整った小顔に、緊張と愛嬌を同時に浮かべている。2011/08/28

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