内容説明
バブルの発生から崩壊、その後のデフレとその克服への対応。1980年代からの四半世紀日本経済の動向と経済政策について、政府・金融機関による試行錯誤の歴史を詳細にわたり記述。日本を代表する政治・経済学者、エコノミストなどが集結し貴重な反省・教訓を後世に伝える経済研究の集大成。
目次
第4部 金融危機とデフレーション―1997~2001年を中心に(概観;日本の金融危機と金融行政;アジア通貨危機とその伝播;景気動向と財政政策;デフレの発生と金融政策;構造改革の展開;ITバブルの発生と崩壊;「失われた10年」の様相)
第5部 デフレ下の長期景気回復―2002~2006年を中心に(概観;景気回復の特徴と背景;デフレの継続と量的緩和政策;不良債権処理の進展;国債発行30兆円枠と歳出・歳入一体改革;小泉構造改革の全体像)
経済年表:1979年1月~2007年3月
著者等紹介
小峰隆夫[コミネタカオ]
法政大学大学院政策創造研究科教授。東京大学経済学部卒業、経済企画庁(現内閣府)入庁。経済研究所長、物価局長、調査局長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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