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災害情報とメディア (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 264,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903724300
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0036

内容説明

地震・津波・原発事故…未曾有の複合災害となった東日本大震災。空前の規模の被害もさることながら、インターネット、とりわけツイッター等ソーシャルメディアが、従来のマスメディア報道とは異なる形で情報流通を担ったことでも注目される。本書は、これまでの災害事例をつぶさに検討し、災害情報の変容を徹底追究する。

目次

第1部 災害報道の歴史(災害は常に新しい顔をして現われる;封印された「火砕流」報道―有珠山噴火;災害報道から防災報道へ)
第2部 マスコミ報道が起こした地震津波流言騒動(大地震・大津波がやってくる!?;激変するマスコミの地震報道;南紀におけるマスコミ報道)
第3部 デジタルメディア時代の災害情報(阪神・淡路大震災における情報とメディア;災害情報とメディア特性;放送メディアの展開と災害情報;放送メディアの展開と災害情報;ネットメディアの展開と災害情報;ソーシャルメディアの時代―東日本大震災)
第4部 デジタル時代の課題―情報の信憑性とグレー性(災害情報の信憑性をめぐって;地震予知・予測情報のグレー性;放射能汚染災害における情報のグレー性;グレー情報を前提とした社会)

著者等紹介

平塚千尋[ヒラツカチヒロ]
1940年中国東北部(旧満州)生まれ。1964年東京大学文学部卒業。同年、NHK入局。報道番組、ニュース番組制作・編集に従事。1991年文部省大学利用共同機関・放送教育開発センター助教授。1994年NHK放送文化研究所主任研究員。2002‐2007年放送大学客員教授。2006‐2010年立正大学特任教授。現在、立正大学、日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばこ

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主に(ネットも含めた)メディアが絡んだ、災害情報をめぐる話題をレビューし、メディアによる災害情報伝達に関して分析を行っている。増版を重ねて重ねて、東日本大震災直後のところまでの話を盛り込んでいる。となるとネットメディアも絡んだ話もはいるのだけども、そこに関して手放しで褒めすぎという感があるところ。有珠山噴火もそうだが、東日本大震災における放射能関連の話についてネットの「功」だけを大きく取り上げるのは無理があるのでは。次に版を重ねるときにはどういう話題が盛り込まれるのか楽しみ。2015/09/26

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