内容説明
「ふたりの幸せな結婚式」のために、そのひたむきな努力が奇跡を起こす。今、箱根に新たな伝説が生まれた。箱根の超老舗ホテルが挑んだブライダルビジネスの成功法。
目次
第1章 その右手を挙げたところから、すべてが始まった
第2章 誠意を尽くすということ、お客さまの家族になるということ
第3章 遙かなる目標、ここにある障壁
第4章 新しい出会い、新しいステージ
第5章 「この人についていこう」最強ボスの登場
第6章 遠慮するな。出過ぎれば打たれない
第7章 ただ一つの真理。「ブライダルは“人”だ」
第8章 伝統を守って来たものこそ、日々の革新だった
第9章 山の彼方には、幸せがあると人々が言う
終話 “富士屋ホテルブライダル8カ条”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
各セクションが自分たちの目標を立てて,それを達成するために努力する.たしかにそれによって伸びる部分はあるだろう.しかし,部分最適を推し進めたとしても,全体最適が得られるとは限らない.自分のセクションの目標達成に邁進する余り,セクションを横断した仕事は進めにくくなってしまう.2012/12/05
ぱんぷきん
0
ビジネスモデルの変革などでなく、愚直なまでにカップルに寄り添ったサービスを提供することで婚礼数を8倍にしたサクセス・ストーリー。わずか二人とりわけ本書の主人公のマンパワーで組織を動かしてしまったのだから凄い。横断的な業務の場合、部門別売上制度も有効ではないというのは勉強になった。現在ブライダル事業を牽引した中心的人物達は現場から管理側へと役職が変わっているようだが、そうした人間がいなくなった後にも同様の成長を続けていけるのかは気になるところ。2016/06/13
さとも
0
登場人物達の熱い想いが伝わってくるストーリー。うるっとしながら読みました。最初は誰からも協力を得られず、歯がゆい思いをしましたが、次第にホテル全体がチームとしてまとまってゆくのを感じました。2014/01/30
Yasue Taneda
0
何回も泣いた。人生も同じだなと思った。2013/11/06