出版社内容情報
本来、老は「知恵者」「徳の高い人」という意味です。江戸時代には「老中」「大老」「家老」とか高い地位の人をこう呼んでいました。今こそ耆に学びましょう!
<魂の燃焼へ><魂の読書>の「清水克衛」
<生くる><根源へ>の「執行草舟」
<森信三 一日一語>の「寺田一清」
<?1理論>の「西田文郎」
著作多数の四名と
初の書籍となる、茶人「吉田晋彩」
錚々たる五名によって綴られた、「人生革命の書」です。
清水克衛 執行草舟 吉田晋彩 西田文郎 寺田一清[シミズカツヨシ シギョウソウシュウ ヨシダシンサイ ニシダフミオ テラダイッセイ]
目次
いまこそ、耆に学べ
毒を食らえ
主を起こす
答えは問処(脳)にあり
生涯の師に奇しき邂逅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
28
「読書のすすめ」のオンラインサイトで購入。骨太な一冊。執行草舟さんの書かれている内容はそれ自体が「毒」を含む。いかに「薬」へ換えるかは読者次第。そこまで優しくしないのが真の優しさか。吉田晋彩さんの宗教観に同意。互いに自分の教えだけが正しいと言い張っていたら不毛な争いが続くばかり。だからこそ禅なのだ。悟り云々の前にまず正しい姿勢できちんと座ることだと己に言い聞かせた。西田文郎さんの「不快」を「快」へ切り替える話はさっそく実践してみる。森信三さんの本にも興味が沸いた。最後に清水さん、この本は繰り返し読みます。2025/04/08
ムーミン
28
これまでの生き方を振り返り、これからの生き方を考えることの連続だった2年あまり。まさに今読めて良かったです。2023/10/11
江口 浩平@教育委員会
21
【生き方】 「読書のすすめ」の清水店長を筆頭に、深淵な人生哲学をもつ豪華な執筆陣による共著。 特に執行草舟先生の「毒を食らえ」と題した章は、書き手の魂がストレートに込められていた。松尾芭蕉が30代で辞世の句を認め旅をしていたことを引用し、人生の目的は燃え尽きることと紹介したり、年齢相応の最も均衡のとれた強い力を出す矍鑠(かくしゃく)とした生き方をするために心身の独立自尊を掲げたりと、【覚悟を決めて生きる】とはどういうことかを考えさせられた。この本に出てくる人のように、話すに足るものを学び、修めたい。2017/10/21
もも
12
アンチエイジングが流行っているけれど、「どう老いるか」を考えた時に、中身が濃くて味のあるおばあちゃんになりたいと思った。こんなに線を引っ張って読むなんて、中身ぎっしりで教科書みたいと思いつつ、1日でサラッと読めちゃったので私にとってかなりの良書。中身がとっても濃くて何度も読み返して落とし込みたい。2016/11/09
あまね
12
とても贅沢な本です。知る人ぞ知る5人の『耆』(清水店長はお若いので耆というのは失礼かもですが…)が、心を込めて筆を進めていらっしゃいます。特に吉田晋彩先生はダーナのインタビューしか拝読したことがなく、お茶の世界や陰陽のお話にとても感銘を受けました。また、寺田一清氏の師でいらっしゃる森信三先生の『修身教授録』は「子供ももう大きくなっちゃったしなぁ。」と未読だったのですが、大変勿体ないことをしていました。是非、読みたいと思います。2016/07/29