目次
特集 記憶の居場所(講演・記憶の居場所―アートミーツケア学会2009年度大会より;寄稿・路上と記憶をめぐる断章;インタビュー(「うちの実家」―生きる記憶のつくる場所;人間の尊厳にアクセスする時間と空間の技法―エンカウンターグループとプレイバックシアター)
記憶の水際―ホスピスで最期に描いて欲しい風景
確かなことは
生きている実感をつむぐ―記憶はゆかいな場所に
あんドーナツをめぐって)
論文(医療以外の目的を孕む共同体としての病院―大学病院小児がん病棟における「真剣な遊び」を事例に;話すことと見ること―視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞活動について;ダイアリーを「書くという行為」によるワークショップの評価方法の意義;「1枚の写真を撮る」体験における心の動き―フィールドワーク調査を通して)
実践報告(芸術家と病院職員の協働によるアート活動―大阪市大病院アートプロジェクト2008「風のおみく詩」の報告;大学病院小児科病棟におけるミュージアム活動の試み;宮本博史・存立プロジェクト―西川勝の場合・知らない記憶;「朝鮮学校ダイアローグ―もう一つのジモトの『風景』と『記憶』のアート・プロジェクト」の試み;大学病院小児病棟におけるつみ木広場の定期開催)
往復通信(新しい美術のために(2)―ミュージアム・アクセス・ビューの歩みに学ぶ)
ブックレビュー