学生たちの目から見た「ホームレス」―新宿・スープの会のフィールドから

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学生たちの目から見た「ホームレス」―新宿・スープの会のフィールドから

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903690490
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

内容説明

かれらの感じている生きづらさは、私たちにとっての生きづらさでもある。「かれら」の抱える問題と「われわれ」はつながっているという気付きを通して、「ホームレス」に対する固定観念から自由になり、そばに近づき、寄り添うことを通して、「われわれ」と「かれら」の間に架け橋をかけること―。学生たちの訪問活動を通して、「ホームレス」を見る側の視線についてクローズアップさせ、読者一人ひとりにとって「ホームレス」の人々がどのような存在に映っているのかを、あらためて振り返るきっかけになることを願って編まれた本です。

目次

序 「ホームレス」と呼ばれる人々の生活を理解する―「福祉ワークショップ」授業について(鈴木忠義)
第1章 「ホームレス」の人々への訪問活動を体験して―「訪問活動参加者アンケート」の結果
第2章 活動参加レポート―「学生の目から見た『ホームレス』」
第3章 体験を通して考えたホームレスと社会(鈴木ゆかり)
第4章 「発見!学生の底ちから」―「私たち」がみつけた、「市民社会」へのメッセージ(「市民社会をつくるボランタリーフォーラム」TOKYO2009第14分科会)
付録「訪問活動参加者アンケート」回答用紙

著者等紹介

鈴木忠義[スズキタダヨシ]
1975年、新潟県生まれ。2006年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了(博士(社会福祉学))。現在、立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科助教、ボランティア・グループ「スープの会」世話人。専門分野は社会福祉学(公的扶助・低所得者福祉、社会保障)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

4
同じ学生という立場の人がどう考えているのか、そう思って手に取った。自己責任という言葉で片づけるのは簡単な、貧困問題。だけど、決してそれだけではなく、様々な背景があり、要因が重なって起きたのだろう。社会にだって問題はある。だから、私も何か出来ることがあれば手伝いたい。偽善でもしないよりはまし…本当そうですね。2013/04/18

ひつまぶし

2
野宿者支援の現場への参加を含めた授業実践としては興味深いものの、本としては物足りなかった。参加学生たちのアンケートの回答や活動参加レポートも、資料としてはともかく、何の分析も総括もないまま、読者に丸投げというのはどうなのか。学生たちは授業として参加している時点で記述にバイアスがかかっているはずだし、学生たちの体験や理解は「スープの会」がふだん野宿者たちと築いている関係性を通してのものであることを考えれば、まず「スープの会」の活動そのものについて同会世話人でもある著者がもっと紹介する文章を書いて欲しかった。2021/09/11

0
立教大学の福祉系の学部でのワークショップをもとに書かれた本である。ホームレスとは都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者のことをいう。また、スープの会という支援の参加から得たものなどを生徒の感想などと共に述べられている。カンボジアの子供に寄付よりもホームレスへのアクションの方が身近なのにしないというのはなぜだろうと本を読んで思った。生徒の感想に関しては、ボランティアという自己満足が多そうだと感じた。共存と信頼という難しいテーマで学生の自発力も垣間見えた。2014/05/07

かなこ

0
ホームレスではなく、学生一人ひとりの変化や感じていることに焦点をあてた本。勉強になりました。2022/09/28

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