内容説明
子どもが主体的に学ぶ場、1対1の援助的人間関係を保障する「ひとり学習」とは何か?教師が子どもの学習過程を指導目標に誘導するのではなく、子ども自身が自分で学習過程を構成できるように援助することで子どもたちはどんどん成長していく。子どもが本来もっている「学ぼうとする力」を信じて引き出す「ひとり学習」の理論の全体像を提示する。
目次
第1章 「ひとり学習」を高める学習訓練
第2章 学級崩壊を「教育再生」のチャンスに―その鍵は『場による授業』への転換
第3章 『場による授業』―公立学校現場からの一つの問題提起
第4章 『教育専門職』への道その1―私たちの歩みが教育の再生を可能にする
第5章 『教育専門職』への道その2
第6章 『精神的自己実現』の教育
著者等紹介
古賀一公[コガカズヒロ]
昭和6年福岡市生まれ。昭和29年福岡学芸大学卒業・同大学教育専攻科教育心理学科修了。福岡市公立小学校教諭として29年、福岡県教育センター研究主事として3年勤務。昭和61年54歳で退職。その後、福岡「ひとり学習」の会代表。現在、福岡「ひとり学習」授業理論研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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