感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
132
若冲の見事な鳥がバックの黒に映える表紙。蕪村、若冲、ともに1716年生。若冲は今の錦市場の烏丸の近く。蕪村は大阪市の毛馬あたり。蕪村は江戸にいた時期もあるが、晩年は四条烏丸を対角線に挟んで若冲宅から徒歩圏内に住んでいた。墨絵には似た作風もある。色使いはやはり若冲と見惚れるも、蕪村もなかなかどうして。文才も入れれば、甲乙付けられない二人。さて、二人の作品を幾つか所蔵する大和文華館など小学校に通った通学路にある。訪れる人をほとんど見たことがないが維持しているのは近鉄の財力か。近いうちに行かねば。2017/07/30
-
- 和書
- 渡辺崋山 世界伝記文庫
-
- 和書
- ちびくろさんぼのおはなし