感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わ!
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あのSF作家の小松左京さんの本なのである。そしてなんと小松左京さんが大阪の歴史を書いているわけなのだ。とにかく最初は読みにくかった。読みにくいというのも、つまりは小松左京さんが完成した作家で、作家ゆえの独自の文体を持つのだが、最初私には、その文体がどうも波長が合わなかったことが一点。そしてさらにこの小松左京さんが取り上げる大阪の歴史というものが、どちらかというと、平安末期から室町時代あたりを中心とした話となっているからだ。つまり源平時代の大阪と、楠木正成が活躍した大阪。それがこの本の中心となるのだ。2014/10/25
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