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出版社内容情報
私立朱門塚女学院。
芸能・芸術の道を志す学生が集うこの学校で花菱夜風は、一度も学校に姿を見せない謎に包まれた生徒・橘棗(たちばななつめ)と出会う。
破壊的な描写と独特の色彩感覚で日常生活を風刺し、数々のフォロワーを集める棗は、同時に大きな欠点を抱えていた。
「普通の生活ができない」。
彼女を助けたことがきっかけで、夜風は棗との同居生活を送ることになるが、夜風も姉の身代わりとして性別を偽っているという秘密を抱えていて――。
内容説明
私立朱門塚女学院。芸能・芸術の道を志す学生が集うこの学校で花菱夜風は、一度も学校に姿を見せない謎に包まれた生徒・橘棗と出会う。破壊的な描写と独特の色彩感覚で日常生活を風刺し、数々のフォロワーを集める棗は、同時に大きな欠点を抱えていた。「普通の生活ができない」。彼女を助けたことがきっかけで、夜風は棗との同居生活を送ることになるが、夜風も姉の身代わりとして性別を偽っているという秘密を抱えていて―。
著者等紹介
駿馬京[シュンメケイ]
ライトノベル作家、漫画原作者。立命館大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
男の身でありがなら姉になりすまし、芸能・芸術の道を志す学生が集う朱門塚女学院に入学した花菱夜風。彼が一度も学校に姿を見せない謎の生徒・橘棗と運命の出会いを果たす青春小説。破壊的な描写と独特の色彩感覚で日常生活を風刺し、数々のフォロワーを集めながら、普通の生活ができない棗。彼女を救ったことをきっかけに、寮で同居して深く関わっていく中で、コミュ強の同級生・小町も絡めた葛藤を抱える三人の特異性が際立っていて、それを絡めて一つの形に結実させた今回の結末は圧巻でしたけど、最後でそうきましたか…これは続刊に期待です。2024/03/09
まっさん
21
★★☆ 私立朱門塚女学院。芸能・芸術の才能に溢れた才女が集うこの学院で、花菱花音もとい花菱夜風は家出した自身の姉の身代わりとして男ながらに学院へと通う事に。そこで出会うのは「夏目」として既に数多の活躍を見せる謎の画家・橘棗。常人が理解出来ない才能を持つ彼女だったが、普通の生活が出来ないという欠点を抱えていて… 個人的に微妙な満足度だった今作。設定は好きですし、夜風と棗のある種共依存的な関係性は好みでしたが、それ以上に二人の言動が本物すぎて噛み砕きながら読むのにちと苦労しました。男子は不要と論じられる→2024/05/18
真白優樹
13
芸術や芸能を志す女子達が通う学園で、双子の姉の代役として性別を偽り通う少年が、不登校特待生な少女に出会い始まる物語。―――唯一と唯一が出会う時、比翼連理な作品が目を覚ます。 天才、それを取り巻く社会性を克明に描き出し、中々迎合できぬ天才の会話を描き出す中、ぶつかり合いながらも一つの作品を作り上げていく物語であり、絵筆として少年が自分の殻を破っていく、開花する才能の眩しさもある物語である。初めて自分と言うものを手に入れ歩き出すその裏、摘み取らんと迫るのは姉。その先の舞台とは。 次巻も勿論楽しみである。2024/03/11
たまご
12
棗の突飛な言動に振り回される夜風の、全く効いてない突っ込みややり取りが笑えます。芸能・芸術がテーマではあるものの、それらに関する知識は無くても問題なく楽しめます。ただ、時に抽象的であったりロジカルであったりする会話劇はかなり癖が強いので、少々野暮ったく感じるかも知れません。読み応えがあり本作の見どころでもありますが、この辺は好みが分かれるかなと。物語としては、自分の個性を見失ってしまっている夜風を、自身の芸術を用いて光へ導いていく棗との関係性にグッときました。後半の展開は王道感もあって良かったです。2024/03/12
ほたる
12
日常能力が皆無の天才芸術家と名家の女装男子との出会い。二人とも違った環境で生きてきだけれど、心の底で通じ合うものがある。それを描くために作品を通して表現されているところがとても良かった。棗と夜風で日常を彩って欲しいと願う。読了後、強くそう思った。2024/03/10