感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hideiz
1
このなかに「アメリカの壁」という作品がはいっており、これがまさにいまのトランプアメリカを予知していたかのような内容になっている。ほかにも「未知との遭遇」っぽい音楽を奏でるUFOが出てくる話とか。小松左京作品でたとえば「日本沈没」を読めば、日本に続発する大地震を危惧していたのかしらと思うようなことがあったっけ。この人の作品はときどきハッとするようなものがあって、読み応えがある。当時より今読むと面白いという古びない作者。2017/04/02
