出版社内容情報
『キリンビール高知支店の奇跡』は”奇跡”ではなかった! 「組織の病」に悩むミドル・リーダー必読の実践書。
田村 潤[タムラ ジュン]
著・文・その他
勝見 明[カツミ アキラ]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiyu
9
過剰分析等に対する問題提起は素直に納得できる。OODAへの言及も同様。失敗を極端に許さない、いわば減点評価という状況が蔓延しているともいえるかな。本書を読んでやはり「知的体育会」が響いた。やはり地道ともいえることを楽しんで行えることこそ、その先の花が咲くことへ繋がるのだろう。2019/03/02
templecity
7
キリンビールの元高知支店長がアサヒに負けていた高知支店を巻き返した体験記。本社からの指示ではなく、自ら現場で感じて顧客にどうあるべきかを考え行動を起こす。PDCAではどうPlanすればいかが語られていない。OODAで現場で感じて分析しなければならない。 2018/10/11
galoisbaobab
7
「負けグセ社員たちを 戦う集団 に変えるたった1つの方法」って題名はヒドイ。フツウなんだけど実践するのは難しいことが実績ベースで語っているのですごいなーと感心しきり。人間を動かすってことが一番難しいんだよね。地道にやるしかないね。実績知識創造理論ってのは理論なんだろ。調べてみよう。2018/09/26
のるくん
4
『キリンビール高知支店の奇跡』に続き、2年振りの再読。PDCAのプロセス・マネジメントでカイゼン(A)が得意でも、何もないところから計画(P)をつくる方法がわからない。失われた30年の元凶の一つかもしれない。完璧な未来予想など誰もできないのなら「観察→情勢判断→意志決定→行動」のOODAループで。そのために、自ら考えて動く「現場力」。その神髄は「理念に基づく行動スタイル」。今にも通じるキーワードが随所に。「心理的安全性」「利他の経営」等々。再読も新発見があっておもしろいなぁ。物事の本質は「古くて新しい」。2023/01/08
カップラーメンマン
4
覚悟を決めて、自分の足で立つ人は強い。 意思のあるボトムアップが組織を強くする。2019/02/14