群像社ライブラリー<br> プロコフィエフ短編集

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群像社ライブラリー
プロコフィエフ短編集

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784903619163
  • NDC分類 983
  • Cコード C0397

内容説明

20世紀はじめのロシアを代表する作曲家プロコフィエフが不思議な魅力にあふれた短編小説をいくつも書いていた!エッフェル塔が突然歩き始め、キノコ狩りの子どもは地下王国に迷いこみ、ニューヨークの摩天楼に現れたエジプトの王がアメリカの石油王と奇妙な対話を繰り広げる…。今世紀になってはじめてその存在が明らかになった音楽的小説の世界を日本で初めて紹介。日本滞在中の日記もおさめた音楽家プロコフィエフの耳で読み、眼で聞く物語の世界。

著者等紹介

プロコフィエフ,セルゲイ・セルゲーエヴィチ[プロコフィエフ,セルゲイセルゲーエヴィチ][Прокофьев,C.C.]
1891‐1953。作曲家、ピアニスト。ロシア帝国領(現ウクライナ)ソンツェフカ村生まれ。幼少の頃から音楽の才を発揮し、1904年、ペテルブルグ音楽院入学、リムスキイ=コルサコフらの指導を受ける。17歳のとき「現代音楽の夕べ」に参加し、ピアノ小品でデビュー。急進的な作風で名声を博しつつあった1918年、日本を経由して米国に渡り、以後欧米で活動。1936年にソ連に帰国し、1953年モスクワで没す

エレオノーラ,サブリナ[エレオノーラ,サブリナ]
モスクワ大学付属東洋語大学卒。歴史学博士、通訳・翻訳家。現在、横浜国立大学、東京外国語大学、東京音楽大学講師。NHK特集番組のロシア所蔵資料の研究取材担当

豊田菜穂子[トヨダナホコ]
上智大学文学部新聞学科卒。フリーライター・翻訳家。雑誌、PR誌などの取材・執筆、翻訳に従事するかたわらロシア語を学び、ロシアの暮らしや文化を独自に研究取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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cockroach's garten

29
ソビエト時代を代表する作曲家の一人であるプロコフィエフ。彼がシベリア鉄道経由で諸国を放浪する間に書かれた小説が納められている。中には未完の作品もあるがどれもファンタスティックで、既成の考え方からでは捻り出すことは到底かなわない柔軟な彼の想像力が見える。別段名だたる大作家と比べると物足りなさを覚えるが、プロコフィエフは間違いなく人を引くつける文才を備えていたと言える。後半にプロコフィエフの日記がある。そこには今も変わらない日本の形式主義と過剰な良質なサービスが書かれ、思わず苦笑い。2017/10/06

赤とんぼ

20
再読。実はけっこう好きです。プロコの小説(笑)今生きていたら、ブログとか毎日更新してそう(笑)そしたら、絶対読者になってた(笑)黒さも含めて自分に忠実でユーモアのある方なのではないかと思いました。小説はエッフェル塔が戻ってくるところが好き(笑)いつもこんなこと考えていたんだ~~~(爆)と、お腹かかえて何度か笑い転げそうになりました。偉大なる「いたずらっ子」2015/06/26

ソバージュ

9
図書館本。作曲家プロコフィエフの短編小説11作品と日本滞在日記。 日記は1918年当時の日本を外国人旅行者目線で知れ、著者の性格も垣間見れ興味深かった。小説は少々不可解というのか・・子供の頃に著者のピアノ曲に取り組んだ時のことが思い起こされました。 2020/10/23

けいちか

4
不思議な雰囲気の短編集。未完のものもあった。しかし、ロシアではない場所や名前が多かった。日記の方が興味がわく。2014/02/08

あるちゃ

3
プロコフィエフによって書かれた、一見抽象的なようで実はプロコフィエフの心の中をそのまま写し取った写実的な小説と思いました。 理解する物語ではなく、自分が受け取った印象を楽しむという意味では音楽と近しい楽しみ方をする小説かな?とも。 個人的な好みで言えば『彷徨える塔』と『紫外線のきまぐれ』が気に入りました。 やむを得ず滞在することになった日本で書かれた日記もあったのですが、日本は大正7年で、戦前の銀座が好きな私はそこをプロコフィエフが歩いていたのだと思うとにやにやしてしまいました。2019/12/06

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