内容説明
封印されてきたソ連の従軍女性たちの声を聞けば、現代史のなかにひそむ悪魔の顔が見えてくる。衝撃のインタビュー集。
目次
人間は戦争よりずっと大きい(執筆日誌一九七八年から一九八五年より)
思い出したくない
お嬢ちゃんたち、まだねんねじゃないか
恐怖の臭いと鞄いっぱいのチョコレート菓子
しきたりと生活
母のところに戻ったのはわたし一人だけ…
わが家には二つの戦争が同居してるの
受話器は弾丸を発しない
私たちの褒美は小さなメダルだった
お人形とライフル〔ほか〕
著者等紹介
アレクシエーヴィチ,スヴェトラーナ[アレクシエーヴィチ,スヴェトラーナ][Алексиевич,Светлана]
1948年、母の故郷ウクライナに生まれたのち父の故郷ベラルーシに移り住む。国立ベラルーシ大学ジャーナリズム学部を卒業後、地元の新聞社などではたらいたあとジャーナリストとして独立し、第一作の『戦争は女の顔をしていない』以来、一貫して人びとの心の声や小さな記憶を集めて伝えるドキュメンタリーを書きつづけている。現在はドイツ在住。毎年世界のすぐれたジャーナリストを対象におくられるユリシーズ賞の選考委員もつとめている
三浦みどり[ミウラミドリ]
ロシア語通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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