目次
子どもたちに絵本を届けたいと思う人とともに考えたいこと(中川正文先生の思い出;現代日本の情報空間=マスメディアの問題;三つの「ない」社会で生きる子どもたち ほか)
団塊おじさんが子育て世代に小声で伝えておきたいこと(「広くて深い河」を簡単に飛び超える子どもたち;家庭の崩壊が変えた子育ての環境の現実;我々が高度経済成長の代償として失ったたいせつなもの ほか)
2011年3・11以後―日々断簡(個人宅を「避難ホームスティ」に;自然災害が「人災」になるとき;日本列島が「汚染列島」になる ほか)
著者等紹介
藤井勇市[フジイユウイチ]
1948年滋賀県甲賀郡水口町(現甲賀市)生まれ。出版販売会社『ほるぷ』(1999年自己破産)を経て、現在、NPO法人「絵本で子育て」センターの主催する「絵本講師・養成講座」の専任講師を2004年から務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
絵本講座 藤井勇市先生の著書 学んだことを再確認したくて借りた本 「絵本に教育を求めない」信条が一致し嬉しい。2021/12/24
まあやん
6
講演録ということだろうが、ちょっと話があっちこっちに飛んでいてまとまりがない感じがした。私が理解できないだけかもしれないが。絵本講師の会の存在も藤井勇一氏も存じ上げなかった。知れて良かった。2022/01/07
のん@絵本童話専門
0
子供を取り巻く家庭環境の変化、マスメディアや早期教育にも言及した絵本論。◎「教育とは大人から子どもへの贈り物」「贈与であると考えなければいけません」つまり、リターンを求めない、教育とは何かを期待して投資することとは真逆の営み。◎絵本を仲立ちとして経験を共有する。さらに共に成長するというのが大人と子供と絵本との基本的な関係である。2025/12/04




