内容説明
地理的条件という難題・技術の壁・ライバルとの競争…数々の試練を乗り越えてきた世界の鉄道の栄枯盛衰を、400点におよぶフルカラーの地図や写真、詳細なイラストを駆使して描き出す。
目次
世界に拡がる鉄道
1700~1824年、鉄道の起源
1825~30年、鉄の馬、蒸気機関の登場
1831~50年、先駆的な発想
1850~80年、自然の障壁を越えて
1881~1913年、解決を求めて
1914~22年、第1次世界大戦期と戦後の鉄道
1923~45年、速度の追求
鉄道の新時代
20世紀末、鉄道の経営改革〔ほか〕
著者等紹介
ウェストウッド,ジョン[ウェストウッド,ジョン][Westwood,John]
バーミンガム大学、ソルボンヌ大学高等研究実習院、ケンブリッジ大学などで学び、欧米各地の大学で教鞭をとっている。世界中の鉄道交通史の権威である
青木栄一[アオキエイイチ]
1932年生まれ。東京教育大学大学院理学研究科博士課程(地理学専攻)修了。理学博士。東京学芸大学名誉教授。日本地理学会名誉会員。鉄道史学会会長、歴史地理学会会長などを歴任
菅建彦[スガタツヒコ]
1940年生まれ。東京大学法学部卒業。日本国有鉄道に入社し主に労務、財務部門を歩む。1980年から83年までロンドン、1986年から92年までパリに駐在。(財)東日本鉄道文化財団、(財)交通文化振興財団(交通博物館館長)を経て現在(財)交通協力会理事長。鉄道史学会会員。フランス鉄道史協会(AHICF)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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