内容説明
苦行の果てに釈迦が求め得た世界は、想像もつかないような広大にして深遠な世界であったであろう。「遙かな愛」は、著者の生涯の課題である。
目次
1 遙かな愛(一条天皇陵と定子皇后陵;三千院の極楽世界;永観堂のみかえり阿弥陀 ほか)
2 中国さまざま(畑中の宋陵;仏像への共感;広州の越劇 ほか)
3 時代のはざまで(ソウル大学校中央図書館にて;韓国の人との再会;北朝鮮の母 ほか)
著者等紹介
鳥居フミ子[トリイフミコ]
1927年愛知県宝飯郡塩津村(現蒲郡市)に生まれる。1944年、愛知県立国府高等女学校(現愛知県立国府高等学校)卒業。同年愛知県立第二師範学校女子部本科(現愛知教育大学)入学。1947年、愛知県立女子専門学校(現愛知県立大学)国文学科入学。1950年、東京女子大学文学部日本文学科編入学。1953年、東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻修士課程入学。1955年、同博士課程進学。1958年、実践女子学園短期大学専任講師。1962年、実践女子大学助教授。1974年、国文学研究資料館研究委員。1975年、実践女子大学教授。1977年、東京女子大学文理学部教授。1982年、東京女子大学文理学部教務部長・同大学院教務委員長。1983年、全国大学国語国文学会理事。国文学研究資料館文献収集計画委員。1987年、日本歌謡学会理事。1988年、東京女子大学文理学部日本文学科主任。1989年、志田延義賞受賞。1990年、東京大学より学位「文学博士」取得。1993年、東京女子大学図書館長就任。1996年、東京女子大学定年退職。河竹賞受賞。朝日カルチャーセンター(立川)講師。1997年、清真学園女子短期大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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