目次
1 現代哲学の課題(レヴィナスの倫理学;無限と顔;社会性と倫理)
2 存在と超越(存在と意識;存在と主体の分離;内在と超越)
3 人間と世界(レヴィナスと歴史;“語ること(le Dire)”と“語られたこと(le Dit)”)
4 他者としての神(死と時間構造;存在・神・論の克服;顔と無限者としての他者)
5 超越としての第一哲学(他者と倫理学;現象学から倫理学へ;創作者の沈黙と《無名のディスクール》;死と《存在とは別様に》;レヴィナスに於ける外在性)
著者等紹介
橋本典子[ハシモトノリコ]
1948年東京生まれ。1974年東京大学文学部(美学藝術学専修課程)卒業。1978年東京大学大学院人文科学研究科美学藝術学専門課程にて修士取得。1978年哲学美学比較研究国際センター助手。1981年東京大学文学部助手。1984年放送大学助教授、青山学院女子短期大学助教授を経て、青山学院女子短期大学教授。その間、東京大学工学部大学院、英知大学大学院、大阪市立大学、日本女子大学等で非常勤講師。2003年博士(宗教文化)学位を取得。エコエティカ国際シンポジウム事務局長、国際形而上学会事務局長、I.I.P.文献委員、『日本の美学』編集委員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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