内容説明
「食」と「読書」が織りなす洒脱と辛辣の双曲線。
目次
作家が愛した食と酒(松本清張1―送別会の酒;松本清張2―「これで終わりか」;松本清張3―納税額でも負けたくなかった;横山大観、小島政二郎、内田百〓(けん)―長寿の食
小津安二郎―名シーンにみる食べ物屋
風間完―河豚雑炊の味付け
池波正太郎1―美食は似合わない
池波正太郎2―鯉こく、その後
團伊玖磨―フォアグラ紹介の先駆者
山口瞳1―愛する飲食店の「文化」 ほか)
酒屋に一里 本屋に三里―食と酒と読書の日々
著者等紹介
重金敦之[シゲカネアツユキ]
1939年東京生まれ。慶応大学卒業後、朝日新聞社入社。「週刊朝日」編集部在籍時に池波正太郎、松本清張、結城昌治、渡辺淳一など多くの作家を担当した。大学教授を経て、文芸ジャーナリスト。食の分野にも造詣が深く、料理に携わる人たちからの信頼も厚い。「食彩の文学事典」を「小説現代」に連載中。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、食生活ジャーナリストの会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。