内容説明
本巻に収められた四十三話およびDVDは、シマクトゥバで語ってもほとんど理解できない聞き手を前にして、共通語をまじえておぎないつつ、いかにして沖縄の民話の面白さを伝えるか?―シマクトゥバの語り、シマクトゥバと共通語マンチャー(混ぜた)語り、共通語での語りなど、まさに“新しい語りの言葉”を手探りで模索するという困難な作業の積み重ねの成果である。
目次
1 島々の語り(波照間の新生(八重山・波照間島)
津波を呼ぶ人魚(八重山・波照間島) ほか)
2 那覇の語り(みるく神とさーか神(那覇市)
十二支のはじまり(那覇市) ほか)
3 本島中南部の語り(天女の息子(宜野湾市)
普天満権現の由来(宜野湾市) ほか)
4 本島北部・山原の語り(クバがさ地蔵(恩納村)
寄木の運定め(本部町) ほか)
感想・レビュー
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