内容説明
世界的な価値観の多元化にともない、大きな地殻変動にさらされている宗教のありようを、伝統宗教との関係やカルトとのせめぎあいなど、多様な観点から客観的に捉えかえし、現代における宗教の意味を問う。
目次
キリスト教
ユダヤ教
イスラーム
ゾロアスター教
インドの宗教
東アジアの宗教
土着とペイガンの伝統
西洋エソテリシズムとニューエイジの伝統
現代西洋文化
著者等紹介
パートリッジ,クリストファー[パートリッジ,クリストファー][Partridge,Christopher]
1961年生まれ。ランカスター大学教授。宗教とその周縁的な文化現象が主な研究テーマであり、この分野の世界的第一人者
井上順孝[イノウエノブタカ]
1948年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(宗教学)。現在、國學院大學神道文化学部教授。現代宗教の動向や宗教文化教育に関する調査・研究が主な研究テーマ。また、1998年以来、宗教情報リサーチセンター長を務め、各種宗教情報の整理・分析を行っている
井上まどか[イノウエマドカ]
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。サンクト・ペテルブルグ国立大学大学院留学。現在、立教大学、清泉女子大学、成城大学非常勤講師。近代ロシア宗教史が主な研究テーマ
冨澤かな[トミザワカナ]
1971年生まれ。デリー大学人文学部哲学科博士課程留学後、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科G‐COE特任研究員。インドを中心とするオリエンタリズム問題が主な研究テーマ
宮坂清[ミヤサカキヨシ]
1971年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、国士舘大学非常勤講師。チベット系社会におけるシャーマニズムや民俗信仰が主な研究テーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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