色彩の紋章

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  • サイズ B6判/ページ数 162,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903487281
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0022

内容説明

古典古代から中世を通じて蓄えられてきた博物学の知識を縦横に駆使し、色の使い方の歴史的経緯と、色にこめられた象徴的意味合いを集大成。

目次

色に関わる紋章の最初の考察について
色についての質問
第一の金属、金色、そしてその紋章について
銀という第二の金属および色と、その紋章について
朱という第三の色とその紋章について
青という第四の色と、その紋章について
黒という第五の色と、その紋章について
緑という第六の色と、その紋章について
赤紫という第七の色と、その紋章について
紋章についての問答〔ほか〕

著者等紹介

シシル[シシル][Sicille]
アラゴン、シチリア、バレンシア、マリョルカ、コルシカ、サルデーニャの王にしてバルセロナ伯アルフォンソの紋章官

伊藤亜紀[イトウアキ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻修了。国際基督教大学上級准教授。専門はイタリア服飾史および色彩象徴論

徳井淑子[トクイヨシコ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻満期退学。お茶の水女子大学大学院教授。専門は中世・近代の服飾史を中心とするフランス文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sonata

3
図書館。十五世紀に書かれた色の解説書。単色の意味から組み合わせたときの意味まで書かれていて面白い。ひとつの金属にひとつの色か。なるほど。1部でも2部でも青色と金色が絶賛されているのは、フランス王室の色だからかな。現代より色彩が少なかったこの時代に、ここまで色に意味と想いを込めていたというのは凄い。よく出てくるタンニン色のイメージがつかなくて検索してみたら、黄色というより茶色っぽかった。ざっくり黄色は金、茶色はタンニンとイメージしてよいのかなあ。2017/04/05

巽霞月

1
「色彩の紋章」ではなく、「紋章の色彩」の方がタイトルとして良いのでは。とにかく「赤紫(プルプル)」の印象が強くて、ずっと「なんだか可愛い」って思いながら読んでた 2023/01/12

Takayuki Yoshida

0
伊藤先生の訳された本!面白い!2013/05/01

ゆめたがえ

0
ようやく読み終えた~。紋章にはあんまり関係なかったですね。2012/02/08

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