内容説明
山も大きな川もない関東平野のまっただ中。あるのは畑と田んぼと林。宅地林を背にした家々だけという農村風景。景色の変化にとぼしい分、夕もやにかすむ森の時間が流れていく様を固唾をのんで見守っていた子供時代。子供の時の感動がおとなになっても忘れられない。そんな思いを作品化した絵本に、交通事故で逝った息子による英訳を付して出版。
著者等紹介
蒔悦子[マキエツコ]
本名:荒蒔悦子。埼玉県在住。日本児童文学者協会会員15期生同人。第13回新北陸児童文学賞受賞『月の子』出版
荒蒔直人[アラマキナオト]
1974~2006。Monterey Peninsula College卒業。San Francisco State University(映像理論、技術専攻)卒業。ワーキングホリデイで1年間フランスに滞在。Alliance Francaiseで語学研修。SIMAC Production Inc.設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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