内容説明
植物が生きていくための仕組みを知るという植物生理学の本質を、工夫された多数の図を示しながら、初学者向けにわかりやすく解説。基礎的な事項を解説するだけでなく、植物生理学の研究の先には何があるのか、研究の社会実装という観点から、バイオテクノロジーの技術や藻類を用いた有用物質生産についても紹介。
目次
植物生理学を学ぶための基礎知識
植物の細胞
光合成
呼吸
糖質の代謝
脂質の代謝
無機栄養の代謝
二次代謝
代謝産物の輸送
植物ホルモン
成長の調整
植物生理学は未来を拓く:バイオテクノロジー
著者等紹介
加藤美砂子[カトウミサコ]
1983年お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。1988年東京大学大学院理学系研究科博士課程相関理化学専攻単位取得満期退学。1988年理学博士(東京大学)。1990年株式会社海洋バイオテクノロジー研究所研究員。1995年お茶の水女子大学理学部生物学科助手。1999年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授。2010年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授。2015年お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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