内容説明
政官業の癒着を追いかけていた青年記者が尾瀬の至仏山で事故死?青年の死に疑問を持った剣平四郎は事件解決に向けて動き出す。次第に明らかになる大物政治家の影剣は自らの危険を顧みず事件に挑む。主人公の写真家・剣平四郎が撮影した写真と一緒に現場の雰囲気を想像しながら読み進めていくことができる「フォトトラベルミステリー」。事件解決までの道のりを歩く全国10カ所のガイド付き。
著者等紹介
新井幸人[アライユキヒト]
1953年1月、群馬県赤城村生まれ。74年、撮影のために訪れた尾瀬沼で幻想的な夜明けに出会う。以来、尾瀬の撮影を続けている。82年、赤城村役場退職。写真家として独立、今日に至る。97年、関東甲信越地域放送文化賞受賞(NHK)。尾瀬の郷親善大使。(社)日本写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiho
12
昨年に登った至仏山の風景が蘇りました。写真家さんの本だけに尾瀬をはじめ様々な名所の写真も楽しめました。群馬県沼田市出身なので、作者と剣さんに親近感を感じます。写真展あったら行きたいなぁ…。2015/01/11
ヤスヒ
9
前々から気になっていた写真家の新井幸人氏が書いたという「フォトトラベルミステリー」。小説のページの合間に著者が撮影した写真を挿しこみ、また巻末には舞台となった場所の観光ガイド付きというちょっと斬新な、そして至れり尽くせりの一冊だった。ミステリーとしては正直、う〜ん、という感じだったけれど読みやすく現場の雰囲気を味わいながら読み進める事が出来た。続編も出ているようだが、今度はそれよりも著者が撮影した尾瀬の写真集の方を見てみたい。2017/08/09
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