内容説明
撮る人の写真表現をもう一歩深めるために。とかく難解とされる写真論を、実際の写真作品づくりに結びつけてわかり易く解説し、写真することの楽しさ奥深さを熱く語る。
目次
今日も写真談義(写真は現実とは別のもの、全ての写真はフィクションだ;大切なのは撮る動機、写真は人である;ランドスケープ・自然と人間のせめぎあい;写真を読み解く合鍵「コード」を考える ほか)
自問自答(写した人が見える写真、見えない写真;フォトドキュメントは芸術になり得るか;きれいなだけのネイチャーフォトに疑問;目撃者としての個人の重み ほか)
著者等紹介
児島昭雄[コジマアキオ]
写真家。(社)日本写真家協会会員、(社)日本広告写真家協会名誉会員、日本写真芸術学会評議員、NHK学園講師、JCIIフォトクリニック講師、元日本写真学園校長。1927年埼玉県生まれ。1949年東京写真工業専門学校(現東京工芸大学)卒業、(株)新東宝映画撮影所入社、スチルカメラマン。1953年リーダーズダイジェスト社入社。1956年オリンパスカメラクラブ主幹、「オリンパスフォトグラフィー」編集長。1964年フリー写真家となる。1980年個展「小樽」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。