目次
第1章 絶滅したシジュウカラガンを復活させたい
第2章 シジュウカラガンの生態と人とのかかわり
第3章 絶海の島に奇跡の小さな群れを発見
第4章 日本の回復計画の成功と失敗―潜んでいた落とし穴
第5章 伝説の鳥類学者、ニコライ・ゲラシモフとの邂逅
第6章 日米ロの三国で共同プロジェクトがはじまる―カムチャツカに繁殖施設をつくり、放鳥を開始
第7章 カムチャツカで数を増やし、エカルマ島に放鳥する
第8章 「増やそうシジュウカラガン」、「減らそうカナダガン」
第9章 五〇〇〇羽の群れが北日本の空を舞う!
第10章 未来に向けた活動―ガンとの共生をめざす「ふゆみずたんぼ」
日ロ米で物語を見守る三人からのメッセージ
著者等紹介
呉地正行[クレチマサユキ]
日本雁を保護する会会長。1949年、神奈川県生まれ。東北大学に進学し、仙台に移住。訪れた伊豆沼でガンたちと遭遇し、そのとりこになる。初代会長の横田と巡り合い、伊豆沼のガンの調査をはじめる。ゲラシモフと知り合い、日ロ共同調査を開始。ロシアの繁殖地も訪れ、国際会合にも多く参加。国内外の「雁友」とともにシジュウカラガンの復活活動全体に深くかかわる
須川恒[スガワヒサシ]
1947年生まれ。水鳥の研究者。京都市の鴨川にやってきた金属足環のついたユリカモメを通してカムチャツカのN・ゲラシモフと交流をはじめた。琵琶湖の湖北地方にくるオオヒシクイの渡り解明と保護のために「日本雁を保護する会」の活動にかかわりはじめ、ゲラシモフがカムチャツカでシジュウカラガン増殖をはじめたのをきっかけにシジュウカラガン活動支援にもかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 習慣の力