内容説明
テクノロジーが切り拓く動物生態学のフロンティア。まだまだつづく新発見。知れば知るほど深まる不思議。動物研究はもう、バイオロギングなしでは語れない。
目次
第1章 バイオロギングへのいざない(いまいるところから飛び出そう!;本書で紹介する動物たちとその調査地 ほか)
第2章 魚類(深海魚とはいえなかったキアンコウ;空を飛ぶ魚の力と技をデータで解明する―トビウオの飛翔行動の計測に初めて成功 ほか)
第3章 鳥類(オオミズナギドリの漂流から海流を再現する;優雅に見えて、じつは重労働の日々―オオミズナギドリのエネルギー消費量 ほか)
第4章 哺乳類(音の数からイルカの個体数を推定する;鳴き声でイルカの種類を推定できれば ほか)
第5章 ウミガメ(ウミガメは世界一の低燃費ダイバー;クラゲをつまみ食いするアカウミガメ―遊泳中は視覚に頼って餌を探す ほか)