ブッディスト・エコロジー―共生・環境・いのちの思想

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903470986
  • Cコード C0015

目次

1 共生の思想(共生思想の歩みと課題;自然と他者と―禅の立場から;空海の人間観をめぐって―己心の中の曼荼羅という思想)
2 自己と環境(自然との共生と日本の思想;己事究明としてのエコ・フィロソフイ;仏教に基づく生活指針―新大乗戒の提唱)
3 いのちの深みへ(人生の苦を見つめて;仏教の死生観―輪廻とは何か、そこからどう脱却するのか;仏教と神秘主義―禅と密教を中心に)

著者等紹介

竹村牧男[タケムラマキオ]
1948年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専修課程博士課程中退、博士(文学)。東洋大学共生思想研究センターセンター長、東洋大学「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ代表を歴任。現在、東洋大学学長、宗教・研究者エコイニシアティブ代表。専門は仏教学、宗教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マウンテンゴリラ

3
かなり前に、原著(翻訳)を読んだのか、解説書の中で知ったのかさえ忘れてしまったが、本書の中でも取りあげられるアルネ・ネスの「ディープ・エコロジー」の考え方に触れ、感銘を受けたことを思い出した。当時は、環境問題が人類の未来を左右する最重要課題といってもよいほどの注目度があったが、現在は社会全体として、その関心は薄れつつあるようにも感じられる。しかし、問題自体が流行のように受け流されるべきものでは無く、思想自体にも文字通り「深い」ものがあると今でも感じている。そんな中で、論理・知性だけでは捉えきれない→(2)2017/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11228104
  • ご注意事項