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内容説明
東京ドーム254個分の広大なオーストラリアの牧場でバイクにまたがり牛を追う男、カウボーイになる夢を実現したハングリータイガー会長、井上修一だ。1969年に横浜の丘の上に創業したハンバーグ・ステーキレストランは、O157事故、BSE禍による2002年、3店を残し9割の店が消滅。しかし、ブランドと希望は残った。現在、ハングリータイガーは10店を地域に愛される店として盛業。社長を息子に譲った井上は、牧場経営に専心する。本書には、安全でおいしいビーフを提供したい、という井上の牛肉への思いがたっぷり込められている。
目次
序章 私の原点(すべてはアメリカへの憧れから始まった)
第1章 「牛を育てる」夢に向かって(一九六五年カナダ・カルガリーの冬―凍える牛たち;二〇一八年秋ジブラルタル牧場から;一九六九年ハングリータイガー創業 “ザ・元祖”、「牛肉100%ハンバーグ」の登場;目指したのは“私の街のディナーレストラン” ほか)
第2章 牛肉を食べる(命をつないだ牛肉;シュラスコをブラジルで食べる;人生はじめての炭焼きステーキ;和牛を育てる ほか)
著者等紹介
井上修一[イノウエシュウイチ]
昭和17年、神奈川県生まれ。株式会社ハングリータイガー代表取締役会長。オーストラリア・ジブラルタル牧場主。青山学院大学経済学部卒業後、ロスアンゼルス・トレード・テクニカル・カレッジでレストラン経営学を学ぶ。帰国後、昭和44年(1969年)、横浜・保土ヶ谷にステーキとハンバーグのハングリータイガー1号店を開店、現在ハングリータイガーは2019年、出店を予定している店舗を含め10店舗を展開。日本フードサービス協会理事、各委員会委員長などを経て、1999~2001年、日本フードサービス協会会長を務めるなど、外食産業全体のレベルアップと発展に力を尽くした。2006年、藍綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。