内容説明
柿の商いから140年。デパ地下に調理を持ち込み、その売り場風景を変えた柿安本店。すき焼からおはぎまでを売り、外食、中食、内食を網羅する食の総合企業へと導いた「食の商い人」赤塚保名誉会長が語り尽くす食べ物商売の真髄。牛肉にまつわる興味深い話も満載。
目次
第1章 赤塚家に伝わる「商いの心」
第2章 家業から上場企業への道
第3章 柿安の牛肉の話
第4章 「お客様に喜ばれる」ものづくりの現場とは
第5章 柿安流商売の知恵
柿安の食べ物商売心得帖年表
著者等紹介
赤塚保[アカツカタモツ]
株式会社柿安本店名誉会長。昭和9年9月20日生まれ。三重県桑名市出身。28年前身の柿安本店入社、43年株式会社柿安本店設立と同時に専務取締役、62年取締役副社長、平成10年代表取締役副社長、平成13年代表取締役社長に就任。平成18年代表取締役会長、平成20年名誉会長(現職)。平成22年春「藍綬褒章」を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koji Takahashi
2
著者には海外研修で同じ班で、僅な機会ではあるがお話を聞かせてもらった事があります。 その時も「惣菜は並べ方で、売れたり売れなかったりする」と仰っていました。その研修旅行の中で一番印象に残った言葉でした。 もっともその時はあまりにも無知で、著者については勿論、柿安本店すら知らない田舎者でした。 今こうやって著書を読む事ができ、当時の無知を少し埋められた。 当たり前で、なかなかできない事が溢れんばかりに書かれています。 著者から見れば、全くセンスがない人間でしょうが、学べて幸せです。2011/12/11
まなちん
0
ここ5年で伸びた企業の柿安。桑名の牛鍋屋さんがいかにしてデパート惣菜の雄と呼ばれるまでになったか。興味深く読ませて頂きました。2012/01/07
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- 和書
- キャラクター 小学館文庫