内容説明
ユーザ参加型超多様性市場の日本型クリエイティブ産業の構造分析。創造が新たな中心的価値を生み出すクリエイティブ産業にマッチした教育・行政制度とは。
目次
序論 日本型クリエイティブ産業とファッション・コンテンツ産業
日本型クリエイティブ産業とファッション・コンテンツ産業
第1部 クリエイティブ産業の特徴―ファッションとコンテンツの共通性(日本型ファッション産業の特徴;コンテンツ産業が産み出す作品がファッション産業に与える影響)
第2部 クリエイティブ産業の構造分析―消費者行動・商業集積と起業環境(クリエイティブ産業における消費者行動の特徴―「渋谷系」におけるオピニオン・リーダー層の変化と消費者行動を中心に;クリエイティブ産業に関する商業集積の形成過程―渋谷地域と秋葉原地域の比較から;日本型クリエイティブ産業の起業環境―分業と協業体制)
第3部 クリエイティブ産業を支える制度―教育と政策(クリエイティブ産業における教育―ファッション産業における実務家等の関与を中心に;共管競合する政策領域における行政組織の行動―コンテンツ産業を中心に;結論 日本型クリエイティブ産業の姿とあるべき方向性)
著者等紹介
中村仁[ナカムラジン]
1976年東京都生まれ。2001年宇都宮大学農学部農業経済学科卒業。2004年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。2013年東京工業大学より論文により博士(学術)。国際連合世界食糧計画、帝国石油株式会社、産能短期大学能率科講師、東京大学大学院情報学環特任講師を経て、日本経済大学大学院経営学研究科准教授。東京大学「ファッション産業政策」、東京工業大学「ファッション政策論」「コンテンツサービス創出論」担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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