内容説明
変化の時、多国間協調はどこにいくのか。震災後の「変化」の中で、気候変動にいかに立ち向かうか。京都議定書後の国際枠組みをめぐる国際情勢を総検討し、その行方と日本の立ち位置を探る。
目次
第1部 気候変動レジームをめぐる諸理論(国際関係論からみた気候変動レジームの枠組み;気候変動レジームの意義と課題)
第2部 気候変動レジームの構成要素(炭素市場の構築;気候資金を巡る国際交渉と今後の展望;国際的取り組みにおける森林の扱いと今後の方向性;適応策に関する議論の概要と今後の国際的取り組みの方向性)
第3部 主要国の動向(米国:国内政治から見た気候変動政策;米国:エネルギー技術政策と気候変動政策;国際的気候変動政策に関するEUの政策決定;欧州における排出削減目標差異化へのアプローチ;国際機構変動レジームにおける中国の交渉ポジションと国内政治;ロシア:国内の政治経済と気候変動政策;ロシア:エネルギー政策と気候変動政策;インドの気候変動政策)
結論(気候変動レジームの行方)
著者等紹介
亀山康子[カメヤマヤスコ]
独立行政法人国立環境研究所社会環境システム研究センター持続可能社会システム研究室長
高村ゆかり[タカムラユカリ]
名古屋大学大学院環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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