内容説明
モノづくりでゴミづくりはしたくない。同じモノづくりの分野にいて尊敬する現場の人たちの技術や知恵を途絶えさせたくない。そんな思いから始まったのが、「こだわりのモノづくりの過程で出る端材に、デザインの力で新たな価値を与えよう、その生産・流通の仕組みもデザインしよう」というマテリノプロジェクトです。
目次
マテリノについて
TSUNAGU―素材と技術と精神を繋ぐ
MUSUBU―結ぶラグ
KOKOCHI―心地よさをつなぐ
KIKORO―木屑が宝石に変わる材木屋
KIGI―ふぞろいだから楽しい
ORI―工程数を最小限に、素材力を最大限に引き出す
KURURI―土にかえる前に
Label cafe tetote―手と手
白雪ふきん―一本の線に責任を持つ
Karf―スタートは、このパーテーションから
ダイハツ寮パリオ花屋敷―心動かすプロジェクトにしたい
レーベルについて
著者等紹介
岩本勝也[イワモトカツヤ]
1965年生まれ。大阪芸術大学卒業後、丹青社入社。ミュージアムデザインを多く手掛けた後、1992年に「デザインとは目的を具現化して社会や人を幸せにすること」を基本理念にエンバディデザインを設立。空間デザインにおいて、モノづくりの現場と連携した素材や光の使い方に定評がある。その後、2004年には別組織としてレーベルクリエーターズを立ち上げ、自己発信するクリエーターズメーカーとしても社会と向き合う
熊谷有記[クマガイユウキ]
1978年生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、スペースデザインカレッジ京都校にてデザインを学ぶ。2005年、家具メーカー勤務を経て、有限会社レーベルクリエーターズ入社。同社にて「日本のモノづくり衣・食・住」をテーマにプロジェクトの企画運営とデザインに携わっている。素材や、加工方法のよいところを引き出して、身近な生活の中で使えるモノづくりを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- AI白書 〈1991〉